開眼法要とは、お墓が完成すると墓石に魂を入れる式典を行います。「お墓開き」とも言い、これを行うことで、お墓が単なる石ではなく、仏の心を宿した礼拝の対象となります。
読経は、小郡市横隈の“かえる寺”としても有名な『如意輪寺』のご住職にお願い致しました。
お墓を白い布で覆った状態で最初のお経が上がります。
ご住職の合図で、白い布から流れている五色の色紐をご参列者とご住職で引っ張るとお墓があらわれます。
ここから引き続き、お経をあげていただきました。
お経の後には、ご住職の有難いご説法です。
今日は、「感謝」について。
全ての事は当たり前ではなく、何かの誰かのお蔭と思う事が大切だと。感謝を忘れなければ、愚痴も不満もうまれず、結果すべてが良い方向へ導かれると。
香炉の上に彫刻された、「受けて忘れず ほどこしてかたらず」という施主様の座右の銘をお褒めになり、この心を忘れないようにとのお話しでした。
その話を聞いていた人が皆、大きく頷きながら改めて人の基本を思い起こさせられたお話しでした。
施主様も感謝の心を大切にされている方で、法要のあとには、私共へ「素敵なお墓を造ってくれてありがとう」と、何よりも有難いお言葉をいただきました。
今回は、ご生前にお墓を準備された「寿陵」というもので、繁栄長寿を招くとされているので、これからの施主様及びご家族様の更なるご活躍をお祈りいたします。